2026/09/06 08:57


「サラダチキンと普通の鶏むね肉って何が違うの?」

「同じ鶏肉なら、自分で鶏むね肉を調理した方がいい?」

「ダイエットや筋トレならどちらを選ぶべき?」

サラダチキンについて調べていると、

「そもそも鶏むね肉を買って食べるのと何が違うんだろう?」

と思う方もいるのではないでしょうか。

結論から言えば、

サラダチキンも鶏むね肉を使った食品の一つです。

大きな違いは、

鶏むね肉が「食材」なのに対して、

サラダチキンは基本的に
「調理された状態で食べられる食品」だということです。

ただし、

どちらが優れているという話ではありません。

料理する時間。

味。

価格。

栄養成分。

原材料。

自分が何を重視するかによって、
使い分けるのがおすすめです。

今回はフレンチの料理人として、

サラダチキンと鶏むね肉の違いを
分かりやすく解説します。


■鶏むね肉は「食材」、サラダチキンは「調理済み食品」

スーパーで販売されている生の鶏むね肉は、

基本的に自分で加熱調理して食べる食材です。

焼く。

蒸す。

茹でる。

煮る。

揚げる。

調理方法によって、
いろいろな料理にできます。


一方のサラダチキンは、

鶏むね肉などを味付けして加熱し、
そのまま、または簡単な準備で食べられる商品が一般的です。

最大の違いは、

「調理する手間」

でしょう。


仕事から帰って、

鶏むね肉を切って、

味付けして、

火を入れて、

洗い物をする。

料理が好きな方なら問題ありませんが、

毎日となると大変ですよね。


サラダチキンなら、

袋を開けて、

切る。

ほぐす。

料理に加える。

という使い方ができます。

忙しい人にとって、
この手軽さは大きなメリットです。


■栄養は同じなの?

「同じ鶏むね肉なら栄養も同じでは?」

と思うかもしれません。

しかし、

サラダチキンの商品ごとに、

使用する部位。

味付け。

調味料。

製造方法。

一包装の量。

などが違います。

そのため、

たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量なども商品によって変わります。


また、

生の鶏むね肉と、
調理済みのサラダチキンを比較するときには注意が必要です。

食品は調理によって水分量などが変わるため、

単純に同じ重量だけを見て比較すると、
分かりにくい場合があります。


商品を比較するときは、

栄養成分表示が、

「100g当たり」なのか、

「1包装当たり」なのか、

まで確認してみてください。


■鶏むね肉のメリットは「自由に料理できること」

料理人として考えると、

生の鶏むね肉の大きな魅力は、

やっぱり自由度です。


塩焼き。

蒸し鶏。

チキンステーキ。

スープ。

カレー。

親子丼。

サンドイッチ。

自分で料理するなら、
食べ方はかなり広がります。


さらに、

使用する塩や調味料を
自分で決められるのもメリットです。

例えば、

塩分を自分で調整したい。

好きな香辛料を使いたい。

野菜と一緒に料理したい。

そんな方には、
生の鶏むね肉が使いやすいでしょう。


■鶏むね肉は火入れが難しい?

一方で、

「家で鶏むね肉を料理するとパサパサする」

という方も多いと思います。

鶏むね肉は、
加熱によって食感が変わりやすい食材です。

必要以上に加熱すると、
水分が抜けて硬く感じやすくなります。


だから料理人は、

肉の厚み。

温度。

時間。

調理方法。

などを考えながら火を入れます。


ただし家庭で鶏肉を調理する場合は、

美味しさだけでなく、
安全に十分加熱することが大前提です。

自己流で加熱を弱くして
「しっとりさせよう」とするのはおすすめしません。

鶏肉は中心部まで適切に加熱したうえで、

厚みをそろえる、

加熱しすぎないよう状態を見る、

などの工夫をしましょう。


■サラダチキンのメリットは「手軽さ」

サラダチキンの魅力は、

なんといっても手軽さです。


朝ごはん。

仕事中の昼食。

帰宅が遅くなった日の夕食。

料理をする時間がない日。


そんなとき、

調理済みのサラダチキンが冷蔵庫にあれば、

たんぱく質を含む一品を食事に追加しやすくなります。


例えば、

サラダにのせる。

パンにはさむ。

スープに加える。

ご飯と野菜に合わせる。

そのまま食べる。


料理を一から作らなくても、
食事の一品として活用できます。


■サラダチキンを選ぶなら原材料も見よう

ここが、

生の鶏むね肉と
市販のサラダチキンを比較するときの重要なポイントです。


生の鶏むね肉なら、

原材料は基本的に鶏肉そのものです。

一方、

サラダチキンは加工された食品なので、

商品によって、

塩。

砂糖。

香辛料。

調味料。

その他の原材料。

などが使われています。


だからサラダチキンを買うときは、

パッケージの表側だけではなく、

裏側の原材料表示も見てみてください。


最近では、

「無添加サラダチキン」

を探している方もいると思います。


ただ、

食品添加物が入っているから悪い。

無添加なら必ず健康。

と単純に判断する必要はありません。

食品添加物にも、
食品の品質を保つなどさまざまな目的があります。


大切なのは、

「自分が食べているものに何が使われているのか」

を知ったうえで、
自分に合った商品を選ぶことです。


■ダイエットならどっち?

ダイエット中なら、

「鶏むね肉とサラダチキン、どちらが痩せる?」

と気になるかもしれません。

でも、

どちらかを食べれば痩せる、
という食品ではありません。


ダイエットは、

一つの食品ではなく、

一日の食事量や栄養バランス、
生活習慣などを含めて考える必要があります。


自分で料理する時間があり、

味付けや食べる量まで調整したいなら、
鶏むね肉を料理する。

忙しくて料理する時間がなく、

手軽にたんぱく質を含む食品を取り入れたいなら、
サラダチキンを活用する。

そんな使い分けでもいいと思います。


■筋トレならどっち?

筋トレをしている方も同じです。

重要なのは、

「サラダチキンか鶏むね肉か」

だけではありません。


一日に必要なたんぱく質量は、

体格、年齢、運動量、食生活などによって変わります。


卵。

魚。

肉。

大豆食品。

乳製品。


さまざまな食品から
たんぱく質を摂ることができます。

サラダチキンや鶏むね肉は、
その中の選択肢の一つと考えてみてください。


■料理人が作る「シェフのチキン」

僕が作っているシェフのチキンも、

鶏肉を手軽に食べられる便利さと、

「料理としてのおいしさ」

の両方を目指しています。


使用しているのは国産鶏肉。

化学調味料・保存料・着色料を使わずに作っています。


でも、

僕が大切にしているのは
「無添加」という言葉だけではありません。


僕自身がフレンチの料理人だからこそ、

鶏肉への火入れ。

味付け。

香り。

ソース。

そこまで料理として考えています。


サラダチキンだから、

健康のために我慢して食べる。

ではなく、

「今日はこれを食べたい」

と思ってもらえるものにしたい。


そんな考えで、
シェフのチキンを作っています。


■結局、鶏むね肉とサラダチキンはどう使い分ける?

最後にまとめます。


料理する時間がある。

自分で味付けをしたい。

料理の幅を広げたい。

そんな日は、
生の鶏むね肉。


時間がない。

すぐ食べたい。

調理の手間を減らしたい。

そんな日は、
サラダチキン。


どちらか一方を選ぶ必要はありません。

僕自身、

「今日は料理する」

という日もあれば、

便利な食品を活用する日があっていいと思っています。


大切なのは、

何を食べれば絶対に健康になるか、

ではなく、

自分が食べているものを知り、
生活に合わせて選択すること。


サラダチキンも鶏むね肉も、

毎日の食生活を作る
一つの選択肢として活用してみてください😊


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